チームで働く

“チーム”で医療を支える

臨床工学技士はどこで活躍しているでしょうか? 医療機器メーカーで働く人もいますが、ほとんどが病院などの医療機関です。

もちろん、病院には臨床工学技士のほかにたくさんの職種の方が働いています。業務のなかで、それぞれの職種がひとつのチームとして協力しあい、患者さんを支えています。

ここでは、臨床工学技士がどのように連携・協力をしているか、その一部を紹介します。

どのように関わるの? 〜日々の業務のなかで〜

02_3cs4_01臨床工学技士と看護師

医療機器は看護師も使います。操作についてアドバイスをしたり、患者さんにとってより安全に医療機器を使えるようにするにはどうすべきか、常に意見を交換しています。

また、機器に問題が発生したときは、これはどのような問題なのか、この操作は患者さんにどのような影響が起きるかなど、それぞれの専門を活かして情報を把握・共有し、協力して解決します。


02_3cs4_03臨床工学技士と医師

医師との連携はとても重要です。手術室で人工心肺装置を動かすときには、臨床工学技士は執刀医とのアイコンタクトで装置を操作することも。高い技術スキルだけではなく、互いに信頼できる関係であることも大切です。

また、よりよい病院づくりのために、どの機器をどこに・いくつ配置すべきかなど、病院運営に関しても協力しています。